ボクのロンドン滞在記~シン日英同盟めざして~(その53) 小包を日本へ送る①
(前回まで)仕事でおつき合いのある先輩にご依頼され、昔訪問されたというザ・チャーチル・アームズ(The Churchill Arms)というパブを探訪。Arms は紋章という意味合いを持ち、多くのバブで使われている。
2022年7月25日(月曜) 曇り、肌寒い
こちらで購入した衣類、ハイキングシューズ、本やかさばるものを小包にして日本に送ろうと思います。
英国でも郵政民営化されているはずで、事務手続きは事前にオンラインでやれると聞いていました。そこで、小包取り扱いの Parcelforce という会社に日本仕向の小包を持ち込むべく、船積書類(航空でも船積という)を作成するためにオンラインで手続きを始めました。
前任のTちゃんに要領を教えてもらっていたので、たかをくくっていましたが、実際に処理を始めてこんなにもできない子だったのかといやになるほどスムーズに進まない。
大きな理由の1つに、ボクはマニュアルの細かな指示文言を読まずに、感覚的にPCでの処理をやる癖がついてることが挙げられます。
オンライン手続きを行きつ戻りつ、やり直した挙げ句、ようやく書類のインプットができました。
最後に料金をカードで払い込み、船積書類が完成しました。めでたしと思ったのですが、喜ぶのはまだ早い。
ポストオフィスに現物を運び込む仕事が控えています。
Parcelforce のオンライン手続きの画面 |
出荷する荷物は、段ボールとガムテームをホームセンターで買ってきて、荷造りを完成させました。
あとは、書類とこの荷物を最寄りの局に持ち込むことになります。
(えっちらおっちら運ばないと行けないのがこれまたたいへんなのです)。
一方で、いよいよこちらでの仕事はカウントダウンが始まり、レポート最終完成のための大詰めを迎えています。
精神的にプレッシャーがかかってきました。本日、こちらに来て初めての残業をしました。
(つづく)
風戸 俊城
ハイム在住。現役時代は中東、東南アジアの4か国に駐在し、40年勤務した後、現在は英国と日本を結ぶ知財プロモーターとして働く。経済・産業分野の翻訳業も手がける。