まっちゃんのワクワク農業ライフ(その9)さて開墾!
みなさん、まっちゃんです。
前回は、求める土地をようやく入手できたお話をしました。
さて、次はその土地を開墾することが必要になります。
さて開墾!
今では整然とした畑も当初は草ぼうぼうの放棄地でした。
ここを草刈、耕うん、畝立て(うねたて)したばかりの畑が右の写真です。
こんなところで野菜が育つのか?と疑問だったのですが、それまで放棄地だったところは実はお宝。
何度も地上の雑草が生育しては枯れ その有機物が腐葉土となって堆積しておりこれが 有機栽培には自然の肥料になっているからです。
狙い通り初年度はビギナーズラッキー大豊作で、野菜づくりなんて簡単!簡単!だったのが、その後の励みにもなりました。その後これを維持するのが大変だったのですが……
恵まれた畑の環境
左はドローンから写した畑の上空写真。海側に東南に開けた段々畑は 日光、風に恵ぐまれています。
野菜にとり朝日は重要で日の出とともに光合成を始められるのでよく育ちます。
また真ん中の道沿いに用水路があり、山の湧水が絶えることなく流れており、地下水位が浅いこともあり1年中野菜に水をやる必要はありません。
また稲作には重要なミネラルたっぷりの水がいつでも引けるのです。
水は高いところから低いところに流れるので水はけもいいのです。
北側は山なので夏の強い西日も抑えられます。
次回へ続きます。
著者紹介
松尾 吉高
京都府宮津市在住。1953年京都生まれ。商社在職中に海外はサウジアラビア、イラン、マレーシア、上海などに勤務。62歳でリタイアし、本格的に農業に取り組む。趣味 ゴルフ、スキー、釣り、旅行、歴史の勉強。マイブームは歩き四国お遍路。現在オリーブ栽培で地域おこしに取り組み中。