シニアでこそのデジタルライフ21~カーナビ

スマホのアプリでカーナビと同じ働きができるものがあるのをご存じですか?スマホには様々なセンサー等が内蔵されていますが、その中には位置情報取得用のGPSも含まれています。 GPSで得た位置情報と地図を端末で組み合わせて表示すれば、その端末はカーナビとして機能するようになるのです。

車載型ナビを購入するとなると、数万円~十数万円という高額な購入費が必要です。多くの方がスマホ等の端末を持っているという事情を考えれば、わざわざ専用の車載型ナビを買う必要性は低いのでは。また、車載型ナビの場合、毎年の更新費用もかかりますが、それに対してスマホのカーナビアプリは、常に新しい地図情報に更新してくれるので便利です。

カーナビアプリは、常に情報元となるサーバーとの通信を行っているので、地図情報と共に渋滞や工事などの情報を取得したり、中には交通取り締まりエリアや、オービスの位置などを通知してくれるものもあります。この情報に関しても、常に新しい物を取得してくれます。

普段から使い慣れているスマホやタブレットを使うのであれば、目的地の入力も使い慣れたキーボードでスムーズに行えます。またスマホであればマイクが搭載されていますので、音声入力での目的地を設定するという事も可能です。

乗る車が違えば、搭載されているナビも違うのは当たり前であり、使い方もナビによって異なります。カーナビアプリの場合は、使用する端末が違っていても、アプリが同じであれば基本操作は同じになるので、初めて乗る車、初めて使う端末であっても問題ありません。

さらに、スマホやタブレット等の端末の画面は、動画視聴にも使われる高解像度の物を使用しているので、画質が良くて見やすい画面であると言えます。

デメリット

常に新しい情報に更新する為には、何らかの形でインターネットに接続する通信環境が必要になります。多くの場合は、携帯電話会社が提供する4Gor5G回線に頼ることになり、当然ながらパケット通信費が発生します。

頻繁に通信を行う関係上、使用する端末の消費電力も上がり、バッテリー容量を著しく消費します。車で使用するという状況であれば、シガーソケットの電力を利用し、充電できる環境を整えておく事が重要となります。

カーナビアプリでは高い頻度での通信を行う事で、精度を向上させているという側面もあり、逆に外部との通信が途切れるトンネル等では精度が著しく低下する傾向にあります。

アプリの要求するスペックや相性によっては、動作が不安定になることもあります。アプリ自体も更新されることで、それまで使えていた端末での動作が遅くなるという事も。またGPS非搭載という端末も存在しているため、その場合GPSレシーバーが別途必要になります。

ナビとして画面を確認する必要がありますので、端末に合わせたホルダーが必要となります。また運転中にホルダーが脱落しない設置場所を選ぶ事も重要です。

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