ベトナム旅行記 第2章

4.入出国の手続きの変化

7 年ぶりの海外旅行。しばらく海外に行かないうちに、出国と帰国の審査が機械化されているのに驚いた。スキャナーにパスポートを載せ、鏡のようなものを見ると自動的に本人確認がされる。ただし、出国帰国のスタンプは係官にお願いしないかぎり、押してくれない。

以前の海外旅行でも自宅でチェックイン手続きは可能であったが、今回は空港でチェックイン手続きを行った。結構長い列ができていたので、自宅でやっておけばよかったと後悔。

 

5.プレミアム・エコノミークラス

プレミアム・エコノミークラスを利用するのは、今回が初めて。ベトナム航空は羽田=ハノイ線にボーイング 787 を投入している。エコノミークラスは、横3-3-3の座席配列だが、プレミアム・エコノミーは、横 2-3-2 の配列になっている。2 席少ないだけだが、前後の座席ピッチも広いため、かなりゆったり感がある。昔のビジネスクラス(フルフラットシートになる前)に近い広さがある。

 

6.両替

ベトナム入国は、非常に簡単。日本のパスポートを出すと、何も聞かずにスタンプを押してくれる。

次に両替所に行く。出発前に 20 年以上前に作ったトラベラーズ・チェック(T/C)が 2,000ドル以上出てきたので、その一部をベトナムの通貨ドンに両替しようとする。しかし、なぜかこの T/C(VISA のマークのついたもの)は使えないという。仕方がないので、円をドンに両替する。ベトナムではクレジットカードが使えないことが多いので、現金が必要だ。また、カードが使えても 3%の手数料を要求されることもある。

ドルの現金は、そのままでも通用する場合がある。おどろいたのは、両替所で 100 ドル札を出したところ、「この 100 ドル札は昔のものなので 1 ドル=23,500 ドンにしかなりません。今の札なら 1 ドル=24,000 ドンなのですが」とのこと。アメリカに住んでいた約 30 年前のドル札は、どの両替所に行っても同じことを言われた。

 

(第3章へ続く)

HS

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