手拭いの暖簾(19)竹

うぐいす色というか竹の色一色のシンプルな手拭い。

じっと見ていると能舞台や歌舞伎の芝居小屋が時代色豊かにしっくりと豪華に日本の古典芸能を表現して、見る人たちをうっとりさせている様子が浮かんできます。

またサラサラと竹林の中を爽やかに吹き渡る風や反対にゴウゴウトとうなり声を上げて根強い竹をなぎ倒すように吹き荒れる風も浮かんできます。

松竹梅とめでたく使われたり料理の品書きに松竹梅と使われたり。広範囲にわたり日本人にはなじみの多い「竹」です。

笹も竹と同じイネ科で学名は ”sasa“ だそうです。この原産地は日本!

二つの同種類の植物は兄弟仲良く日本人の生活の役に立っているようです。

昔は竿だけ、竹ざる、ご飯しゃもじや杖も。数えだしたらキリのないことでしょう。

現代ではどのように利用されているでしょうか?

麩饅頭も笹で包んでありました。手拭いからいろいろと考えを巡らすことが出来るのは古くから日本人の生活に深く根ざしているからでしょう。

竹が横に横に根を張り逞しく成長する日本の植物であることを認識した一枚の手拭いでした。

 

AZ

 

 

 

手拭いの暖簾(19)竹” に対して1件のコメントがあります。

  1. 八咫烏 より:

    私にとっての「竹」の想い出としては、「竹馬」と「くす鉄砲」ですね。

    今の子供は、もの心がつくころから溢れるほどのおもちゃが与えられますが、我々の頃は何もなかったですね。

    正確に何歳ころだったかは覚えていませんが、割と小さい頃から親父や叔父さんに教えられて作ることが多かったです。自分で作るという達成感もあり良い想い出になっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)