地面の蓋 8 稲城市(東京都)
南武線沿いを立川方面へ向かうと、矢野口駅手前に東京都と川崎市の境がある。
境を超えると、地面の蓋は東京仕様となる。 イチョウの葉が描かれている。
今日は以前から気になっていた「ガンダム」調査だ。
「地面の蓋 3」で「まーぼーさん」からいただいた情報である。
稲城市は市出身のメカニックデザイナー:大河原邦夫さんの協力を得て、
“メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト”を進行中なのである。
その一環として、マンホール蓋にもメカがデザインされているらしい。
以前、休日ハイキングで出かけた際に、南多摩駅で「ヤッターワン」を発見。
マーボーさんからは若葉台駅の「スコープドッグ」の写真をいただいた。
ガンダムはどこだと探していると、矢野口駅で「マグナムエース」を発見! 幸先がいいぞ。
続いて稲城長沼駅へ向かう。
途中で「四角い蓋」や「多摩川とメダカの蓋」、また、「色付きのイチョウ蓋」を発見。
イチョウ蓋の中心のマークは、稲城市の市章で、いなぎの「い」を図案化したものだそうだ。
このマークはメカデザイン蓋にも描かれている。
矢野口駅から府中街道を
西へ歩いていくと、
「利兵衛庵」という豆腐屋がある。
何度か買い求めたことが
あるが、ここの豆腐は濃厚で
かなり美味い。
お酒のあてには最適である。
豆乳も美味らしいので、今度、買い求めてみよう。
(木、日、祝日は定休日です。)
府中街道から稲城長沼駅へ入っていくと、モニュメントが見えてきた。
「スコープドッグ」だ。ヘビィマシンガンを手にしている姿が勇ましい。
隣には稲城市の公式イメージキャラクター「稲城なしのすけ」と時計のモニュメントだ。
稲城市マークがちょっと
大きいが、
ガンダムはいい顔立ちだ。
青色のラインは多摩川や
大丸用水などの水の流れ、
茶色と緑色のラインは里山の
風景など、稲城市の豊かな
自然環境を表現しているそうだ。
シャア専用ザクが
並んでいる。
シャッターが降りていたのがちょっと残念。
この隣は「いなぎ発信基地
ペアテラス」となっていて、
観光関連施設のパンフレット等が置いてあり、
稲城市の特産品や
稲城なしのすけグッズ、姉妹都市や友好都市などの特産品も取り揃えているようだ。
10:00からの営業とのこと。
カフェスペースもあるようなので、次回は、ゆっくりとくつろぎたいと思う。
多摩川梨の生産が盛んで、
夏になると街道沿いの他、
あちらこちらで
販売所が開設する。
中野島近郊でも販売所が開設し、私も時々買い求める。
ブランド化されていて、
ちょっとお高いが、
とても美味しい。
その中でも幻の梨と言われているのが「稲城」だ。
生産数が少なく、市場にほとんど出回らない。
と言っても、それほど購入が難しいわけではなく、スーパー等には無いが、
JA直売店舗で購入できる。
しゃきっとした歯触りでとてもジューシーである。
また、その大きさにびっくりしてしまう。ソフトボールよりも大きく、15cm以上あるだろう。
見つけた際はぜひ購入してほしい。
また、梨の他には桜もある。
中野島付近で多摩川に流れ込む三沢川は稲城市を東西に流れている。
ここは川沿いに桜の木が植えられていて、春は素晴らしい景色となる。
何度か訪ねたが、三沢川に覆いかぶさるように桜が咲き、中野島近隣での隠れた名所と思われる。
ライトアップもされるようなので、来春は夜桜を楽しみたい。
メカデザインシリーズには
「稲城なしのすけ」の蓋もあるようだが、それはまた、いつかの楽しみとしておこう。