地面の蓋 3 渋沢(神奈川県:秦野市)
小田急線で西へ向かうと「渋沢駅」がある。登戸から1時間程の場所で休日は丹沢山系への登山客で賑わう駅だ。
ちなみに小田急線で最も標高が高い所に立地する駅だそうだ。標高は163m。(ハイムの標高は25m程度)
ここへは仕事の関係で最近よく出かけている。 先日行った際に蓋を探してみると発見!
「ナデシコ」と「カタツムリ」だ。秦野市の花が「ナデシコとアジサイ」ということからだろう。
カタツムリが乗っているのは「アジサイの葉」と思われる。どちらもタイル舗装色に合わせ、クリーム色に化粧されている。
カタツムリに他の意味が無いかちょっと調べてみた。
秦野市内にある「まいまいの泉」という湧水と関係があるようだ。昔の井戸掘削技術では深い垂直の井戸を掘ることは難しく、地表付近の浅い部分の口径を大きくし、深い部分は小さくしたすり鉢型の井戸を掘り、そのまわり歩いて底部に降り、水を汲み出す手法が用いられていた。
この形状がカタツムリに似ていることから、俗に「まいまいず井戸」と呼ばれ、その後、秦野の湧水は「まいまいの泉」と言われるようになった。
この「まいまい」が蓋の図柄の参考になったのでは?
また、秦野と言えば名産品に「落花生」がある。
この辺の土壌が落花生育成に適していたようで、葉タバコと輪作しているそうだ。そういえば「たばこ祭り」が有名だ。昨年はコロナ禍で中止となったようだが、渋沢駅に「らんたん」が飾られていた。
その頃に駅前で「落花生」を購入した。
「うでピー」という冷凍ゆで落花生があり、
帰宅までの1時間程で頃合よく解凍され、晩酌のつまみとなった。
旨味が凝縮されている感じでとても美味しかった。
渋沢から秦野にかけては、震生湖(関東大震災で誕生した湖)を回るハイキングコースや弘法山公園という桜の名所もある。
「名古木の棚田」という里山風景を楽しめる場所もあるようだ。
日帰りで十分出かけられる場所でもあり、暇を見つけて楽しみたいと思う。
各地に色んなマンホールがあって面白いですね。この記事の影響を受けて足下に注視して歩くようになりました。
先日、買い物に行った稲城市の若葉台駅の近くに『装甲騎兵ボトムズ(ATM-09-ST スコープドッグ)』のマンホールがあり「なんでここにボトムズが?」と驚きました。
このメカを製作したメカニックデザイナーの大河原邦夫さんが稲城市出身なんですね。
マンホールをきっかけに生まれた疑問を調べてその土地の事を知る、とても楽しいと思いました。
旅行に行った先での私の楽しみの一つになりそうです。
マーボー様
情報ありがとうございます。
稲城市では「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」として
魅力的な街づくりを行っているようですね。
実は先週、休日ハイキングクラブで出かけた際に、
南多摩駅で「ヤッターワン」を見つけました。
ガンダム等もあるようなので探してみます。
また、よろしくお願いします。
おおっ!ヤッターワン!!
身近なところにも面白いマンホールがたくさんありますね。
ガンダム、楽しみにしています!!