スマホ体験記13 ~水没事件(6)
スマホを水没させたことなどすっかり忘れた家内は、いつも通り娘や友人たちとのLINEトークやビデオ通話に勤しんでいます。また一番の目的であったジムのネット予約もできるようになり、何事もなかったように時は過ぎています。
私の方はというと、少しは手助けできたかなという小さな満足感と、あまりにも不親切なサイト作りに腹が立ち、もう少しでクレイマーになりかけた自分を反省しているところでした。
ある日、私の携帯の会社から今月の支払予定金額の連絡がありました。そこには、4,518円という使った覚えのない金額がありました。もちろん金額を見ただけで記憶を辿れるわけではありませんが、例えばカードを使ったならお店の名前とかが書いてあるので大体わかります。
ところが、金額だけだったので何だろうと調べてみました。暫くはピンとこなかったのですが、感のいい読者ならもうおわかりでしょう。そうです、あのトラブルの時に、一日中かけ続けたナビダイヤル電話の料金だったのです。「この電話は〇秒ごとに○○円かかります」という例のやつです。
結果的に、日常生活が元に戻ったこともあって、あの時感じた不満は少しづつ消えかけていましたが、この金額を見た途端にムクムクと嫌な思いがぶり返してきました。全て終わったと思っていましたが一つだけ残っていたのでした。
スマホ水没事件のことはもう忘れたいので今回で終わりにします。
みなさん、「0120」と「0570」を同じようなものと考えてはいけません。「0120」はいくらかけても無料ですが「0570」は確実に料金がかかっています。そのことを今回身に染みて思い知らされたという次第です。
ヤタガラス
私が電話をした時も「込み合っていますので・・・」音声が延々と続きました。電話が担当者に繋がったとき、相手は「こちらから掛け直します」と言ってかけ直してくださいました。
2度目にかけた時にも一度切ってかけ直して下さったので、この電話は有料なのかと尋ねました。
有料とのことでした。
器械の音声が延々と続く間、有料電話をかけていたのだと初めて気付きました。
でもサポーターに繋がると、向こうから電話をかけ直してくださるので、面倒なことをするのだな、と思っていましたが、それまでに相当文句があったので急遽、掛け直しという指示が出されたのですね。
おかげで私の被害は少なかったですが、それにしても「ただいま混み合っていますので・・」は最初一時間以上でした、それが数回。
今はリモートサポート専用電話で、0120即繋がります。
電話がすぐに繋がるということがこんなにありがたい事だとは初めて知りました。