平成も終わる4月21日土曜日、朝11時からおにぎりを持って何か虫たちに出会ったらいいな、と思って。
晴れ渡る晴天の下、ツバメが飛び交い、時折蝶々が舞っている。私は3歳のボーヤとその弟2歳のボーヤを連れて、河原に下りて青草と枯れ草の間をためらうこともなく、走り回る探検家になった。

私はタンポポの茎を口にくわえて、笛にしてボーヤたちに聞かせた。ボーヤは夢中になり、タンポポを見つけて摘んでくる。自分で吹いてみる、鳴らない。バッタがいてくれるといいなあと期待していたが、まだ早かった。

ボーヤのママとバアバも探検隊に参加した。子どもたちの勇敢な行動に驚いたであろう。
イタドリもあり、やっと芽を出したヨモギもあった。ぼくはひそかにヨモギダンゴをつくるために、ヨモギを摘むことにした。ボーヤにも摘ませた。

河原で弁当を広げて探検隊はおにぎりをパクついた。草むらでかくれんぼも楽しんだ。

そろそろ帰ろうか、ヨモギダンゴをママとボーヤでつくってもらおうか。その夕方、ボーヤとママはヨモギダンゴをつくって私の家に持ってきてくれた。3歳のボーヤ、やっと私の名前を覚えてくれた。私が3歳のとき、いなかで遊んでいたことを、このボーヤたちに体験させてあげたくて、3歳のボーヤとすっかり友人になってしまった。

このボーヤを連れてお魚釣りに連れていってあげるまで、ぼくは元気でいたい。
老人を元気にさせてくれるボーヤたち。

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