多摩川音頭の歌詞(No. 14/31)鮎(あゆ)と鮠(はや)
多摩川音頭の十四節です。
鮎(あゆ)と鮠(はや)を対比している歌詞です。
鮎と鮠は形も色も似ていますが、鮎が清流に棲むのに対して、鮠は比較的よどんだ川でも棲んでいたため下級の魚と扱われていました。(右の写真:鮠)
一方、鮎は高級品で、江戸時代は殿様の食膳に上がったり、禁漁区が設けられて誰もが捕獲できる魚ではありませんでした。
なお、多摩川音頭の実際の曲を聴いてみたいという方は、次の音源からお聴きください。 AY