お母さんと蝉取り。
木の枝で、ボーヤ、おいでおいでと蝉が鳴いている。
お母さんが網を持って、蝉をめがけてパシッ!
蝉はぼくにおしっこぶっかけて逃げていった。
ぼくは、おこった!
お母さん!あそこまで、かけっこしよう。

ヨーイ、ドン! 

お母さんはしぶしぶ走ったが、ぼくには負けたくないと抜いていった。
お母さん!待って!とボーヤ。

交番前近くになると、お母さんがヨッチャン待って!
この木に蝉が鳴いているから-。