入道雲 ・・・X氏のつぶやき114

8月は大空も朝な夕なに変化してくれる。
私の少年時代は香川県の讃岐平野、田んぼの真ん中善通寺の西に雨霧山があり、その南の方に琴平山の 象頭山がある。午後になるとその山に入道雲が出てくる。ムクムクとすぐに大きくなるとあっという間に夕立になる。平野は雨でうるおうのです。30分も降ると西の空から晴れてきて琴平山のその奥にある 満濃池から大きな大きな虹が琴平山の象頭山にかかってくれる。美しい 虹です。

この多摩川でも夕立の後に虹ができる時があります。奥多摩湖からできるのか 時々見ることがあるのです。が あのムクムクと力強く湧く入道雲は見ることは少なくなった。

入道雲と夕立、そして虹ができる。 真夏の美しいい空ですが、どうして入道雲が少なくなったのでしょうか。
もしかしたら小学生たちは入道雲を知らないのかも。 夕立と入道雲が終わりかけると秋の空にいわし雲が現れる。
田畑の上にアキアカネが飛び交い、やがて赤とんぼが出てきて秋になる。
自然の営みを大空に見ることができるのも夏の風物ですが皆さんの生活の中に存在していますか? カヤの生活やうちわの生活のように、もう忘れ去られたのでしょうか?

あっという間に夏は終わります。子供が学校に行きだしたらもう秋です。

少し早いですがススキが咲き出したら 中秋の名月です。十五夜お月さんを楽しんでみてはどうでしょうか

入道雲 ・・・X氏のつぶやき114” に対して2件のコメントがあります。

  1. アバター Xさんのほんの隣人 より:

    Xさん
    この記事の書き出しを読み、私の子供の頃もXさんと全く同じ景色を見ていたのだと、急にその頃が懐かしくなりました。もう何十年もその景色は記憶の底にしっかりと残っていますよ。空気の匂いまでも。東を見れば讃岐富士、飯野山。北を見れば瀬戸内海に浮かぶ高見島までも。もし、今訪ねて行ってももう見ることはできないでしょうね。(皆さん、誠にローカルな話で恐縮至極)

  2. アバター Xman より:

    讃岐がふるさとのかたへ

    よく思い出して下さいました。瀬戸内海の夕焼は日が沈んで空が素晴らしいのです。空も海と一帯になって島が黒くシルエットになり幻想的ですね。

    私はその想いをこの多摩川に見たく夕焼を楽しんでいます。自然の織りなす姿はどこに行っても出会いますね。
    また何かを教えてください

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