二ヶ領、水ぬるみ、小魚はねる春が来た・・・X氏のつぶやき84

昨年の初夏に生まれた鴨の子が今年はその子が子供を産んで、今年は鴨の家族が倍ほどふえています。

 

彼らの住まい、産卵するところは、葦の生えている川岸で人目につきにくいところ。二ヶ領では郵便局の橋のところから登戸よりの草むらかと思うのです。鴨はとても仲の良い家族です。

彼らの食事はベジテリアン、川に潜ってお尻を突き出して何かを食べていますが、あれは川底の石についている川藻をたべているのです。お尻を水面に出しているのはお尻で呼吸をしていると聞いたのですが。

滋賀県の農家では、稲作の田んぼの草取りは農薬は使わず、鴨を沢山放して草を食べさせるそうです。その鴨は食料になるのですが。

川筋を鴨の家族がスーイスーイと泳いでいる中に、川鵜が鯉の稚魚を追いかけて嘴でくわえて呑み込むのもこの時期によく見られます。

 

土曜日の朝七時ころ二ヶ領にでかけたら、川鵜が朝食にありついているところに白鷺がやってきた。川鵜の止まっている石に白鷺も止まったら川鵜は威嚇して羽をひろげてばたばたすると、白鷺も気をつかって別の石に移って小魚を狙う。白鷺はこの辺りに群れで棲息しているのです。多摩川では白鷺は群れでとんでいます。

川鵜は水中に潜るのですが、白鷺は潜りませんので、餌をとるのは浅瀬です。

 

鴨ですが、泳いでいるときじっと見つめてください。人間を見ています。見つめ合うと鴨は目をそらして泳いでいくが、気があうと鴨がよってくるのです。危険が無いと彼らが感ずるとですが、かわいいものです。

 

また川の中をみてください。鯉たちも家族がふえています。当歳、一年目の鯉です。親にくっついて泳いでいます。彼らもまた二ヶ領の桜が咲くのをまっています。残念なことにカワセミの姿を見なくなったのです。川掃除をしたからかもしれませんね。見た人がおられれば教えてください。

 

もうひとつ不思議な事があります。二ヶ領の桜の木にはなぜ毛虫がつかないのでしょうか?消毒しているのでしょうか?毛虫がついていると、毛虫が川に落ちると鯉が待っていて食べるのです。勿論ヒヨドリたちの餌にもなるのですが。私の小学校では毛虫がついていると思いながら散歩をしています。今年もあのアオダイショウにであうかな?

 

名も知らぬ草の花が迎えてくれる二ヶ領の畔、ほっこりとした気持ちになります。明日は何に出会えるか。ワクワクした気持ちで早朝の散歩、あなたもどうですか。

 

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