2020-12-21 / 最終更新日時 : 2020-12-21 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 8/31)多摩の梨山 多摩川音頭の第8節です。 この節から第十一節までが梨山を描写した歌がつづきます。 「いっそ逢いましょ いっそ逢いましょ梨山で」の一節は、当時人気を呼んだ菊池寛の小説、「東京行進曲」が映画化されたときの主題歌で歌われた「い […]
2020-12-17 / 最終更新日時 : 2020-12-17 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 7/31) 多摩川音頭の第7節です。 丸山教三世教主であった伊藤六郎兵衛は俳句や郷土研究にも関わり、北原白秋との親交もありました。 家の庭には「丸山の六尺藤」と呼ばれる樹齢120年程の藤の木があります。 この歌が発表されたとき、稲田 […]
2020-11-14 / 最終更新日時 : 2020-11-14 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 6/31) 鮎の遡上 多摩川音頭の第6節です。 多摩川での、水源をさかのぼっていく若鮎の勢いと、春の花が吹雪となって散っている川面の光景を描いています。 鮎の遡上は、この唄が作られた昭和初期には盛んに見られたものと思われます。 […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-22 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 5/31) 多摩の横山とは? 多摩川音頭の第5節をご覧下さい。 さて、ここで唄われている「多摩の横山」とは何のことでしょうか。 調べてみると、「多摩丘陵」を指しているとのことです。 そして、この歌も万葉集(防人の歌)の本歌取りのようです。 元歌は、次 […]
2020-10-11 / 最終更新日時 : 2021-01-18 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 4/31) かつて「調布」を「たづくり」と呼んだ 多摩川音頭の四番の歌詞は次の通りです。 調布を昔、「たづくり」と呼んだこと、ならびにこの歌詞が万葉集の本歌取りであることは、すでに以前に投稿しました。 その記事は、こちらから読むことができます。   […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 3/31) 「うけらの花」とは? 多摩川音頭の三番の歌詞を紹介しよう。 うけらの花とは、オケラの花のこと。キク科の多年草で、秋に白い花を咲かせる。 かつては、武蔵野一帯で繁茂していたとのことで、『万葉集』で、この「うけら」は、目立たず変わらない姿で咲く花 […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2021-01-18 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 2/31)多摩川育ちとは? 朝ドラ「エール」をご覧になっているだろうか。 主人公がレコード会社に雇われ、新民謡ブームの時流に乗るように言われて、民謡の曲を出すがさっぱり売れなかったというエピソードが描かれていた。 多摩川音頭が出された昭和初期は、そ […]
2020-09-20 / 最終更新日時 : 2021-01-18 YA 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 1/31)鮎鷹(あゆたか)とは? 鮎鷹(あゆたか)は白い鳥で、学名はコアジサシという渡り鳥である。 戦前までは多摩川にもよく飛来して、「ヒョッ、ヒョッ」と鳴きながら水面近くを羽ばたいていたという。 多摩川音頭のはやし言葉は、 「月の砧は昔の […]
2020-09-16 / 最終更新日時 : 2021-01-18 YA 地域情報 「たづくり」とは調布のこと――多摩川音頭から 北原白秋は、稲田村青年団から懇請されて、昭和4年(1929年)に「多摩川音頭」を作詞しました。 歌詞づくりにおよそ3年が費やされ、その全31節の中には、多摩川の四季や川沿いの情景、産物などが歌い込まれています。 最近関連 […]
2019-12-29 / 最終更新日時 : 2021-01-18 八咫烏 わが町中野島考 新企画「ぶらり中野島歴史散歩」のお知らせ ある日、つくる会に1枚の古地図が持ち込まれました。明治14年にフランス人によって製作された中野島近辺の古地図でした。見ると、「中野島村」という文字が右から左に向けて書かれてあり、現在の地図と比較すると、多摩川の境界線など […]